shadowverse上達講座 〜盤外戦術編〜
どうも、しおんです。
今回はshadowverseのSTD期から感じていた自分の下手さがいつまで経っても"治らない"ので戒めのための記事です。
shadowverseにはカードゲームという遊びゆえ多くのプレイングが介在します。
その中にはカードの投げ方以外に関連することがあります。
それは 眼 です。
さて、基本的にスクリーンショットのリーサルクイズが答えられるのに、実際の試合中にはリーサルを逃してしまうのはなぜでしょう?
それは簡単に言えば緊張、換言すれば試合の空気を読んだ動きをしてしまいがちだからです。
双方がピンチな状況の時に緊張すればするほどこれは起こります。それはつまり"眼"が小さくなっていると言えます。
遅くなりましたが、ここでいう眼というのはそのまま視野と考えてもらって構いません。
例を挙げましょう。例えば下の盤面のときどうしますか?
最善手は勿論マーマンアルベール進化です。今の状況下でこれに気がつくことができない人は今回のお話以前にshadowverseの試行回数が少ないか、ロイヤルに対して全くの門外漢かのどちらかです。
しかし、今回はそれを直せとかそう言う記事ではないのでそのまま読み進めてください。
この盤面について、
もしも「HSといったカードゲームをやってなかった人の眼にはいかに映るのか」、いわゆるBeginnerならどう見えているのかというと
こうです。
「残り8点だ!やばい!しかも盤面にクローバしかいない!どうしようどうしよう!」
ってところです。これしか見えていなければ焦って盤面処理に進化を切ってしまうかもしれません。
ちょっと上手くなったらこんな感じです↓
相手盤面まで見えるようになりましたね。
ただしこれだけ見えててもこちらが大ピンチなことに変わりはありませんので、行動や考えは先ほどと似たものになりがちです。
さらに上手くなった人はこうなります。
落ち着いて自分の手札を見れるようになります。
マスターランクの少数はここまでしか見えてない人は思ったより多いです。
ここまでくると相手に対して自分が今回できるベストムーブを考えることができます。
これが多分マスターランクでも時々いる人の視界です。
自分もこうなってしまうことが多々あります。
相手の手札だったら自分の手札は考えるけれど、盤面的に強いムーブを前ターンにされたから焦って処理に周りがち、というパターンです。所謂リーサル逃しが起こるのはここまでしか見えてないためです。
ちなみにこのあたりまで見えるようになると自分の最強ムーブではなく相手が嫌なムーブをできるようになると思ってます。
さらに進むとこんな感じ
自分の盤面、手札、ライフ、相手の盤面、手札、ライフを全て見た上で最善手のチョイスができます。
マスターは多分これくらいみえてるとおもいます。
重要なのはここからです。自分がノってるときはここまで見えますし、おそらくランキング上位の方々は当たり前に見ているであろう盤面がこちらです。
デッキです。
自分のデッキにあと何枚何が残っているのか、相手のデッキには何があるのか、どんなプレイをしてきたから何を握って何を握ってないのかが見えるか否かというのはこのゲームにおいて結構重要だと思ってます。
ここまで読んで「こいつは何当たり前のことを言ってるんだ?」と思う方は私より上手いので自信を持ってください。ただ割と無意識のうちに視界が狭まってしまうことは誰にでもあると私は考えています。
昨今「運ゲー」という人が増えてきた印象です。カードゲームという特性上それは致し方ないことだと思いますし、少なからずその要素が強いゲームだというのは私も承知しています。
しかしそれはプレイングや上に書いた視点が備わった方(上手い方は結構できてます)が言っていいセリフであって、当たり前だってバカにしてることさえもできない奴が言っていいかと聞かれると私は返答に窮します。
運で負けた、は使ってはいけない負けの理由というわけではありません。ただその前に何回立ち止まれたかはカードゲームの上手さの1つの指標ではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。何かあれば @shion_ygosv まで。